たまごの素材を活かせしプリン
京都宇治橋通商店街に、山城地域で初となる、プリン専門店「ただなり 宇治プリン」がオープンします。 「ただなり 宇治プリン」は宇治の手土産として、 ひらがい養鶏場の作る産直スイーツブランドとして生まれました。 実は宇治は養鶏の歴史が長く、古くは昭和47年(1972年)に宇治金井戸養鶏団地として産声を上げます。 それ以来、宇治の卵は京都府下で広く愛されてきました。
原料であるWABISUKEの卵は、そんな宇治金井戸養鶏団地で ストレスフリーのひらがいで育てられた鶏から生まれています。 歴史ある平等院に近く、ひっそりとある養鶏場で、 ひらがいで自由に飼育された鶏たちから生まれる卵をふんだんに使いました。
卵本来のおいしさを味わってほしい、という想いをこめて、 宇治十帖・宿木の一説にある“ありのまま”という意味の“ただなり”と名付けました。 宇治といえばお茶だけど、第二の選択肢として、宇治にピッタリ合うスイーツを目指します。
WABISUKEの鶏舎では、24時間好きな時に好きなだけ、砂遊びをして、水を飲んで、食事をとって、鶏の自由が約束されています。そんなストレスフリーな鶏たちは、普段とても静かに過ごしています。また、一般の鶏よりも筋肉質で、触れるとがっしりしているのが特徴です。
先進国でもトップクラスの豊かさを誇る日本だから、生き物に対する考え方も前進させてほしい。そんな思いで、一般的な大規模ケージ飼育ではなく、人にも鶏にも優しいひらがいで養鶏をはじめました。当農場では全て平飼いにて卵を生産しています。もちろん、大規模ケージ飼養に真っ向から反対するわけではありません。ただ、日本という国においての一つの選択肢として、こんな形があってほしい。そんな風に考えています。今日も、鶏たちはWABISUKEの鶏舎で元気に走り、羽ばたいています。